
屋嘉で無事に田んぼの撮影を終えて帰ってきたのが、8月23日。その晩のニュースで台風15号の沖縄接近を知る。拓郎さんは、台風15号接近の影響で飛行機が欠航となり、羽田到着が予定より一日遅れてしまうのではないかと心配しだす。一日遅れてしまうと、次の仕事の美術打ち合わせに間に合わなくなってしまう。台風が沖縄に来る前に那覇を飛び立つ便の空席を、ネットで必死に探す。幸運にも残っていた最後の一席のブッキングに成功。
私は最後の一席もない状況だったことと、キャンセル待ちをしても早割で航空券を買っていたので、変更手数料を払うのもしゃくだったので、おとなしく沖縄に残ることにしました。
拓郎さんを那覇空港に送っていった日は、まだ穏やかでした。ところが8月27日は台風15号の沖縄直撃で朝から暴風雨。ホテルの目の前の北谷の海は荒れ狂っていました。外を歩けるような状況ではありません。店はどこも閉まっていたので、仕方なく近くのコンビニまで車で行って、非常食の確保。ほとんどチョイスもなく、残り物を買い漁るのが精一杯でした。あとは部屋で早く台風が通過するのを待つだけ。