2015年04月17日

喜屋武岬

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喜屋武岬。海水面から屹立したこの地の淵に立つと、ふーっと体の力が抜けていく。はるか下の海面に吸い込まれそうで、飛び込んではならないのだと意識していないと、自分を解き放ってしまいそう。
70年前にどれだけの人が飛び込んだのだろう。
アメリカ軍に見つからないように、じーっと崖の窪みに身を隠し続けた人。
何か食べられるものはないかと、海岸を彷徨ったり。
必死で生きようとする人。
教えられた通りに自決した人。
沖縄の中部から南へ南へと追い込まれて行き、最期に着いたのが摩文仁、荒崎海岸であり、この喜屋武岬だったのです。

私たちが撮影で訪れた時には、何組かの家族連れが来ていました。小さなグラウンドというか、公園のように整備されていて、子供たちが奇声をあげて走り回っていました。
 沖縄戦では壕や窪みに身を隠していても、泣くと敵に見つかるからと、一緒に隠れていた日本兵に首を絞められたりして殺された赤ん坊が少なくありませんでした。
走り回る子供たちの声が録音されてしまうので、子供たちの興奮が収まるのを待って撮影しました。カメラフレームに収まりきらないその風景はまさに絶景でした。
posted by 17才 at 22:53| Comment(0) | 日記